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映像作品

■映像作品■

2001年度作品

第42回科学技術映像祭 最優秀作品(グランプリ)/内閣総理大臣賞受賞

TVQ九州放送開局10周年記念番組 TVドキュメント 45分
企画:ライフサイエンス出版/日本科学映像協会  制作:TVQ九州放送

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 21世紀初の科学技術映像祭グランプリは、TV番組 『7000人のカルテ』に与えられました。 審査にあたった18名のジャーナリストならびに科学技術分野の専門家全員が、無条件でこの作品を推したと言われます。
この番組は、世界の医学関係者の間で高く評価されている臨床疫学研究“ヒサヤマスタディ(久山町研究)”の全貌を紹介した 初のドキュメンタリー番組です。日本が誇る数少ない医学研究でありながら、ヒサヤマスタディの全容は、 医学関係者にもあまり知られること無く今日に至っています。

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 ヒサヤマスタディは、福岡市の近郊にある小さな町を舞台に、1961年に始まりました。研究を始めた九州大学医学部第二内科は、 住民の健康状態を継続敵に追跡することによって、日本人に特有な病気の発症原因を探り、将来の治療、予防に役立てようと考えました 。そしてその意義に共鳴した住民数千人のほぼ全員が、死後の解剖に同意して来ました。こうして得られた貴重なデータからは、 社会変化に伴う疾患構造の変化が、鮮明に見て取れます。

 このような驚嘆すべき研究は、一体、なぜ可能となったのでしょうか。そして世の中の激動にもかかわらず、 研究が40年にもわたって続けられて来た背景には、どんなエピソードが隠されていたのでしょうか。

 いま医学の世界は、EBM(根拠に基づく医療)の大波に洗われています。そうした中、わが国に独自の研究、 調査データが無いことを、心ある医学関係者たちは深く憂慮しています。 この作品は、日本がこれから迎えるEBM時代に何をなすべきかを、強く示唆しているように思われます。

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