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■治療学・バックナンバー■

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2009年 43巻 4号
がん緩和医療
終末期に限らない早期からの適切な実施
■ 序説
新しいがん緩和医療のあり方

江口研二
■ 総説
【症状緩和】
1) 疼痛−薬物療法

有賀悦子
2)疼痛−非薬物療法(1)神経ブロック療法

樋口比登実
疼痛−非薬物療法(2)放射線治療

清水わか子
3)呼吸困難

田中桂子
4)終末期における輸液治療

森田達也
5)鎮静

池永昌之
6)消化器症状−消化管閉塞

久永貴之
7)がん患者の精神症状

明智龍男
8)コミュニケーション

白井由紀ほか
9)スピリチュアルケアの言語

伊藤高章
【地域連携医療】
1)在宅がん緩和医療を推進するポイント

松本 篤ほか
2)
医師会からみた地域連携の取り組み方

白髭 豊ほか
3)独立型ホスピスの位置付け

西立野研二
【多職種によるチーム医療】
1)医師の役割

向山雄人
2)看護師の役割

山田雅子ほか
3)ソーシャルワーカーの役割

福地智巴ほか
4)薬剤師の役割

鈴木 勉
■ 医療のピットフォール
がん緩和医療での告知とインフォームドコンセント

佐々木常雄
緩和的化学療法

奈良林 至
■ 新しい治療
リンパマッサージ

蘆野吉和
■ 座談会
「がん対策基本法」の理念実現に向けて

司会)江口研二 本田麻由美 的場元弘 加藤雅志
■ 症例
すべての病期を通じての緩和ケアチームの活動例

森田達也ほか
緩和ケアチームの介入が主治医の行動変容を促すきっかけとなったがん終末期患者の1例

鈴木 聡
腹膜透析を行い在宅での看取りが可能であった肝臓癌末期患者

安中正和ほか
■ 治療の歴史
日本における緩和医療

柏木哲夫
■ DI室Q&A
新旧経皮吸収型オピオイド製剤の違い

大戸祐治ほか
■ suggestion
在宅における看取りの意義
曽我幸弘